iPASTは窓ガラスのよろず相談室 です。
原因分析・改善提案から施工管理まで
ワンストップでお任せください。

窓の電磁波制御プロジェクト

透明な電磁遮蔽フィルムでWi-Fi環境を改善!

事務所の無線LANがよく切れて困る・・・。そんなWi-Fi環境が不安定な原因は、窓から侵入する近隣のWi-Fi回線かもしれません。不要な電波を窓ガラスで遮蔽すれば、室内の不安定なWi-Fi環境を改善することができます。

無線LANが不調な理由、調べてみませんか?

Wi-Fi通信網が不安定な原因は、いくつか考えられます。

  ①. 自分のWi-Fi電波の強度が弱い

  ②. 同じSSIDの回線が混在している

  ③. 他人のSSIDが同じチャネルに混在している

  ④. Wi-Fi通信を邪魔する妨害電波が存在する

原因が異なれば、もちろん改善策も異なります。なのでiPASTでは、いきなり改修工事は行いません。原因追及こそが改善の第一歩。

でも・・・・原因追及こそが、一番難しい課題だったりします。

iPASTではまず、Wi-Fi AnalyzerをインストールしたタブレットPCを持参して、Wi-Fi回線の混雑状況を確認。SSIDやMACアドレスから、自分と他人のWi-Fi回線を分別し、障害となっている4種類の可能性について、お客様と一緒に推定します。

心当たりのないSSIDが気になるときは、指向性アンテナを取り付けたWi-Fi検出機で、部屋のあちこちで調査したいSSIDのWi-Fi電波が強く検出される方角を特定。不明なWi-Fi電波の発信源の方向や侵入経路を推定します。

Wi-Fi電波の侵入はどこから?

Wi-Fi5(5.0GHz)の場合、厚いコンクリートは電波が通りにくいので、ビルの外壁、床、天井から侵入することはあまりありません。内壁は壁の厚さ次第。でも、窓ガラスは電磁波を簡単に通してしまうので、が一番怪しい侵入経路になります。iPASTの事前調査では、これを確認しています。

もしお使いのWi-Fi回線がWi-Fi4(2.4GHz)だったら?この回線の電波はコンクリートを通過しやすいので、あらゆる方向から侵入する可能性があります。またそもそも、電子レンジ等の通信機器以外の機械の影響も受けるので、対策はとても難しいです。まずはWi-Fi5(5.0GHz)へ変更しましょう。同じルーターでWi-Fi5も使えるはずです。

窓に透明なアルミホイルを貼ろう!

電波をただ止めたいだけなら話は簡単です。厚めのアルミホイルで窓ガラスを隙間なく塞いでしまえばOKです。でも採光も大切な機能である窓ガラスを電磁遮蔽するためには、光を通す透明性と、電磁波を止める遮蔽性という二つの機能が求められます。光だって電磁波の一種。この相反する二つの性能を満たすのはとても難しく、たくさんの工夫が必要になります。

どの程度の電磁遮蔽性するかも重要です。もし今、室内環境に侵入する電磁波を完璧に遮蔽しようとすれば、窓、壁、床、天井のあらゆる箇所の電磁遮蔽性能を60dB以上にしなければなりません。でもこれって、携帯電話も繋がらなくなりTVも映らなくなってしまうので、確実にやりすぎです。外部のWi-Fiを可能な限り遮蔽したいけど、携帯電話がつながりにくくなるのは困る。こんな風に、あくまでもWi-Fi混線対策を進めたいのであれば、目標とするのは30dB前後ではないでしょうか。もちろん、Wi-Fiルーターの発信強度や位置によっても、必要な電磁遮蔽性能は変わってしまいますが、まずはこの基準に基づいて30dBを目標とするのがよさそうです。

PETフォルムに金属を薄く製膜する技術があります。そしてPETフィルムにアルミ蒸着するとき、アルミの厚みを変えることでその透明性を変えることができます。そこで電磁シールド性能がおおよそ30dBになるように調整したアルミ蒸着フィルムを作ってみました。ただこのフィルム。結構ミラー感が強いんです。左の写真を見てください。手前側の撮影者の姿がはっきりと写り込んでいますよね。

そこで新たな物理法則をさらに応用していきます。鏡の様な映り込みを抑える技術として有名なAR技術、ご存じでしょうか?テレビやタッチパネルの画面で、照明などの映り込みを抑える機能として良く利用される映り込み防止技術の一つになります。

この技術を応用して、本来は反射率が高いはずの金属蒸着フィルムの反射率を低くした電磁遮蔽フィルムがすでに開発されています。ここでは2種類の製品をご紹介致します。商品Aと商品Bは両方とも、Wi-Fi回線の混線対策にはちょうどいい30dB前後の電磁遮蔽性能を持った製品で、先ほどのアルミ蒸着フィルムと殆ど同じ特性を有しています。ところが反射率特性を見比べてみると、アルミ蒸着フィルムは全可視光領域で60%の高い反射率が確認されているのに対し、製品Aは可視光領域のほぼ多くの領域で反射率がガラスと同じ10%前後まで抑えられており、製品Bは15%から60%までなだらかに上昇しています。これはAR技術の作り込みの徹底さの違いで、その分製品価格は製品Aの方が少し高価になっています。

反射率10%と20%の差。この良し悪しの判断は難しいですね。特に裏側が黒い場合はその差が顕著に表れます。無難で言えばもちろん、反射率はガラスと同じ10%が良いに決まっています。例えば中国では、少し黄金色に輝く製品Bの方が好まれると耳にしたことがあります。艶消しが好きな日本なら、もしかすると反射率はもっと小さい方が好まれるのかもしれません。もちろん予算の都合もあります。なのでここから先は、電磁遮蔽性能でも透明性でもなく、利用者様のお好みで決まることなのかもしれません。ただテナントなどで利用したい場合、一部(1フロア)での施工になることが多いですから、ビル管理会社様のご理解を頂くためには、製品Aの透明性が絶対条件になるかもしれません。

この辺りの技術に関する詳しい情報は、別のサイトでご説明させて頂いておりますので、良かったらそちらのサイトもご参考ください。

改善効果を検証してみよう

でも、本当に効果があるんだろうか?私たちのご提案は、Wi-Fi環境改善としては新しいアプローチですので、そのご不安はごもっともです。また技術的なお話もなかなか難しい。

論より証拠。Wi-Fi環境が改善されるのかどうか、実際に検証してみましょう。

一番簡単なのは、透明電磁遮蔽フィルムで囲まれたガラスケースを現場に持ち込んで、混線の原因となっている不要なWi-Fi回線がそのガラスの中まで届いているかを確認する方法です。

この方法では、それぞれのWi-Fi回線の発信源が室内なのか窓からなのか詳しい区別はできませんが、改善効果を手軽に検証できます。つまり、ガラス内部に置いた携帯端末が未知のSSIDを検出しなくなれば、少なくとも弱く不安定になって入れば、実際の改修工事でも改善効果が期待できると期待できます。

念のため、同時に携帯電話の受信状況も確認しておきましょう。一般的に携帯電話の電波強度は、Wi-Fi回線と違って非常に強くなっているため、この透明電磁遮蔽フィルムでは大きな影響を受けることはありません。

例えば会議室に試験施工をすることで、Wi-Fi環境の改善効果が達成されるかどうかを確認することも推奨しています。

具体的には、会議室など壁で区切られた個室を実験場所に選定し、まずは現状のWi-Fi環境を分析しておきます。事前に調べておいた不要なWi-Fi回線の侵入経路の中で、窓ガラス等影響が大きい場所から順番に電磁遮蔽処理を進めていき、その都度Wi-Fi環境を分析・比較していきます。期待通りのWi-Fi環境を構築するためには、どこまで対策しなければならないかが具体的にわかりますし、またどこまで妥協できるかもわかります。

検証時のフィルムの取付方法も、通常の工法に従って正常に施工し、検証後もそのまま残しておく方法と、仮貼りテープ等を利用して試験期間中に暫定的にフィルムを取り付け、検証後は撤去・原状復帰する方法からお選びいただけます。

お客様の不安や疑問にお応えするのも私たちの仕事です。

フィルム選びや施工管理だけでなく、効果を予測したり、仮設を検証したり。

定番の熱割れリスク診断は、現場でその場で予測しています。

ミニチュアで効果を実験してみたり。そんなお仕事も、私たちは得意です。

未知の電磁波の侵入経路を調べる最新の分析装置

Wi-Fi通信網が不安定な原因は、いくつか考えられます。原因が異なれば、もちろん改善策も異なりますので、原因追及こそが改善の第一歩。でも原因追及こそが、一番難しい課題だったりします。

iPASTではまず、Wi-Fi AnalyzerをインストールしたタブレットPCを持参して、Wi-Fi回線の混雑状況を確認します。SSIDやMACアドレスから、自分と他人のWi-Fi回線を分別し、障害となっている4種類の可能性について、お客様と一緒に推定します。

心当たりのないSSIDが気になるときは、指向性アンテナを取り付けたWi-Fi検出機で、部屋のあちこちで調査したいSSIDのWi-Fi電波が強く検出される方角を特定。不明なWi-Fi電波の発信源の方向や侵入経路を推定します。

独自の熱割れリスク計算ソフト

ガラスの中心温度とサッシ温度(ガラス端の温度)の差が大きくなることが、ガラスが熱割れする直接的な原因です。その温度差は、 日射量とガラスの日射吸収率の積に比例 します。南東・南西向きの窓やトップライトが熱割れしやすいのは、日射量が大きいからです。網入ガラスが割れやすいのは、ガラスが元々割れやすい構造だからで、熱線反射ガラスや着色ガラスが熱割れしやすいのは、日射吸収率が大きいからです。濃い色の日射調整フィルムが熱割れしやすいのも、日射吸収率が増えるからです。

私たちは、そんな複雑な熱割れリスク診断が簡単にできるソフトを独自に完成させ、ポータブルPCで現場に持ち込んでいます。現場ですぐに診断できるので、結果をお待たせしません。

施工時や施工後の疑問にお応えするのも私たちの仕事です。

フィルム施工工事の計画立案からアフターフォローまで。

安心して施工して頂くために、施工の準備から施工後のメンテナンスまで充分な準備をご用意させて頂いております。

充分に事前検討された施工仕様書

お求めのお客様には、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修の公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)に基づいて作成された施工仕様書を事前にお渡ししています。この施工仕様書には、製品や工事の概要はもちろん、作業手順や安全対策の詳細、引渡検査の内容や、施工後の保証体制やメンテナンス方法まで丁寧に記載されており、発注した工事の内容が、事前に、充分に確認できます。

選ばれた職人によるこだわりの施工

iQUEに精通したタカミハカセが直接厳選したiQUEフィルムの扱いに慣れた熟練の専門工が、施工管理士と立ち会うタカミハカセの元、責任をもって丁寧に施工いたします。彼らは東京・神奈川・愛知・京都・岡山・香川・福岡・熊本と全国で活躍しており、沖縄を含め、国内のほぼ全ての地域で施工を行う準備ができています。いずれの職人も、仕上がりにこそこだわりを持つ精鋭ぞろいです。

保証書とメンテナンスの手引き

ご希望の方には、施工後に保証書を発行しています。この保証書では、施工仕様書からアフターフォローに関する情報を抽出し、メンテナンス方法、困ったときのご連絡先などを分かりやすくご説明させて頂いております。この保証書をお手元に保管して頂ければ、施工後も安心です。なお、施工仕様書も保証書も再発行はできませんので、保証期間中は、無くさないように大切に保管して下さい。

ー パンフレット ー

ご自由にお持ち帰りください。

窓の電磁波制御プロジェクトへのお問い合わせ

窓ガラスの電磁波制御やガラスの熱割れ問題に、今まさにお困りのお客様はもちろん、お客様へのご提案にお困りな建築業界の方も、iPASTでご協力でできそうなことがありそうでしたら、遠慮なくご相談・お問い合わせください。

また新しい電磁遮蔽技術のご提案など、お客様の新たなベネフィットを弊社と一緒に開発していきたいとお考えの建材関連メーカー様も、どうぞ遠慮なくご相談・お問い合わせください。

私たちはあらゆる方々との会話を大事にしています。

ー 企 業 情 報 ー

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研究、知財、営業、事業責任者など、その時々で役割を変えながらも、ずっと、新規事業畑を迷い、歩き続けてきた代表ってどんな人?

iPASTの起業理念

これから新規事業に取り組む皆様の良き相談相手になれると思い設立されたiPAST。そんな創業間もないiPASTの企業理念ならぬ、起業理念をまとめました。

iPASTの主な事業

私たちは同じ起業理念の下、現在4種類のプロジェクトが進んでいます。その中で特に頑張っている2つのプロジェクトをご紹介いたします。