建築設計士への道
建築現場で生きていて、きっとみんなが憧れるものの一つが、
建築設計士の資格。
ただ専門学部を卒業していないとスタートラインにも立てません。
まさかこの年になっての新しい挑戦の始まりです(笑)
建築士試験を受けるために必要なこと
建築士の受験資格
建築士の資格は、一級、二級、木造と3種類ありますが、もちろん誰でも受験できるわけではありません。大学や専門学校等で指定科目を修めて卒業するのが一般的です。
ただ二級建築士であれば、実務経験が7年以上あれば学歴がなくても受験できそうですが、これまで設計の実務経験など皆無な私にはこの選択肢はありません。
そんな一般人な私が建築士になるためには、まずは建築系の学校に行って卒業することが、その第一歩になりそうです。
ちなみに一級建築士になるためには、試験に合格するだけでは足りず、実務経験が2~4年必要になります。実務経験の数え方(認められる範囲)が広がったので、もしかしたら私でも満たせるかもしれませんが、やはりまずは二級建築士から目指すことになりそうです。


それぞれの建築士資格でできること
ちなみに、それぞれの仕事で設計できる範囲を調べてみました。
木造建築士はわかりやすく木造建築に限定されるみたいですが、一級建築士と二級建築士の仕事内容の違いは、設計できる物件の規模と構造に制限があるかないかだけの様で、実際の業務内容はあまり差がなく、業務の流れは概ね同じ様です。
今さら大規模建築の設計を目指そうなどとは考えていない私にとって、どうやら二級建築士の資格で充分目標に到達しそうです。
ということで、『建築設計士への道』では、二級建築士の資格取得を目指して、
① 建築系の大学・専門学校を卒業する
② 資格試験に合格する
2STEPの挑戦になりそうです。
まずは学校に入学しよう!
学校での学び方
一口に建築系大学・専門学校の卒業を目指すと言っても、選択肢は三つあります。
第一の選択肢は平日にきちんと通学すること。メリットはきちんと勉強できそうで実力は一番つきそうですし、スケジュールが決まっているので、挫けがちな私でも最後まで完走できそうです。・・・ただ、仕事との両立は難しいかな。
第二の選択肢は平日夜間・土日祝の日中に通学すること。いわゆる夜学という選択肢ですね。最大のメリットは通学でありながら仕事との両立も可能である点。私自身、ビジネススクールはこれで通いましたので、馴染みもあります。・・・ただ、私の経験で言えば、通学日の前日は課題をこなすのに徹夜になることは多かったんですよね。特に金曜日。30代ならこなせた強行軍も、今の私では途中で息切れしそうです(笑)
第三の選択肢は通信制。といってもいくつかの授業ではスクーリングがありますので、完全に通わなくていいわけではないことが一般的ですが、それでもWEBやテキスト中心の授業になりますので、空き時間を使えます。出張も多い私。移動中や宿泊先でも勉強できそうなのは最適です。・・・ただ、近くに励まし合える学友がいるわけでもないので、『挫けぬ心』が必要です。子供の頃、学研教材が続けられなかった私にできるのか?(笑)



近畿大学建築学部(オンライン学士プログラム)
どうしようか、結構いろいろと悩みました。
まず平日昼間の通学は仕事との兼務が難しいので選択肢には入りません。夜学にするか、通信にするか。専門学校にするか、大学にするか。結局、唯一「学士(建築学)」が取得できる通信制大学であること、スクーリングも対面/WEBから選択できることから決めました。
近畿大学建築学部(オンライン学士プログラム)
一応大卒の私。大学入学と言っても3年生からの編入学が可能だったので、通学期間は最短2年。専門学校に通うのと年数は変わりません。もしかしたら卒業課題があるあたりは違うのかな?いずれにしても、せっかく2年間頑張るなら、建築学の学位もとってしまおうと欲を出してみました。
で、学費も案外安く、専門学校並み、いやもしかしたら専門学校よりも安いかも?といった感じなので、家計的にも優しそうです(笑)
あとは、最後まで続ける『挫けぬ心』を維持できるかどうか。ダンジョンにもぐっても入手できなさそうなので(わかる人います?)、続けられる理由を作ろうと思いました。
すなわち!
こちらで途中経過を報告していこうと思います。更新が止まったら・・・挫けてしまったということで、叱咤激励してください。
・・・ということで、2025年4月1日から、近畿大学生になりました。
大学3年生の1年間
まずは建築の基礎を学ぶ1年間。CAD演習もしないとね!
総合科目(一般教養)や外国語科目が免除される3年次編入の場合、初年度は、専門科目(テキスト授業)を12科目、同オンデマンド授業やスクーリングを4科目受講して、建築士に必要な基礎知識の習得と単位取得を目指します。
必達目標は32単位なんですが、何気に受講科目を少し増やし、21科目・42単位分でエントリーしてみました。
これから、1科目終わらせるたびに、感想などをまとめていきたいと思います。

建築計画総論
現在、鋭意勉強中です!
